きおくのへや

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灰呂くんの話

斉木楠雄のψ難第233χ「下校相手はψ良の選択を」についてネタバレ…と超ドキモ語りが少々あります。

 
今週の灰呂は想像そのままどころか思っていたよりもずっといい子だった。好きなキャラに夢を詰め込む性質なので、さすがにそれは美化しすぎだろってレベルでいい人いいやつ優等生な灰呂を妄想したこともあるんだけど、原作の灰呂はその上をいってた。
散らかった空き缶を袋に入れるとか、そういうことを当たり前のようにできるって素晴らしいと思う。ゴミ袋持ち歩いてるのかあれは…
灰呂くんに「お兄ちゃんについてきて!」って言われたら一生ついていって灰呂家の養子として生きてしまうね私は…

勿論本題は後半なんだけど、服を脱いで突っ込んでいくのは確かに「自分は丸腰である」と表明するには手っ取り早い手段だと思う。でもその場面だけを切り取ると「ただでさえ緊迫している強盗現場にさらに半裸の不審者が出現した」という見方もできる。
そんなおかしな光景なんだけど本人は至って真面目なのが面白い。武器は持っていない…と言いながら迫るゴリゴリの体が既に武器だし。
どこか抜けてて可愛くもある。が実際やろうとしているのは無謀な特攻なので可愛くない。あまり無茶はしないでほしい。キャラが死ぬわけないのはわかるんだけど、危なっかしいにもほどがある。
包丁を腕で受け止めようとしていたけどあれもよくない。しばらくの間、どころか今後一切テニスが出来なくなってしまうかもしれない。
でもそういうことすら度外視して、下手したらあの場で命すら投げ出してしまうほど底なしの善人なのがすごい。
灰呂はいいやつだ、なんてことは作品内で再三に渡り描写されてきていたのに改めて実感した。心を読める斉木がまあいい子だな、と認めるほどなので、本人に「良い人間だと思われたい」という下心みたいなものはないんだろうから本当…いい子だな!
犯人を取り押さえた後野次馬に称賛されているときの灰呂くんの照れ笑いを見てなんかすごくうれしくなった。
彼の善行はああいう「助けた相手からの感謝」「その行為自体を良いものとして認めてもらえる」を求めてすらいない、放っておけないから助ける、自分がしたいからそうする、という自己完結したものだと思うんだけど、本人も褒められたらやっぱ嬉しいらしいので極端に自己犠牲に走りすぎているというわけでもなくて、よかった(小学生並の感想)
ああいう場で保身に走らず突っ走るのは、たぶんリスクを考えると賢くはない。でも称えるべき長所だと思う。
燃堂に海で救ってもらったときは泣くほど感動していたのに、自分が人を助けることについては「僕がそんなに善人に見えるか」と結構淡々としてるのがまたかっこいい。
五万羽鶴への執着とかマラソン大会での様子から垣間見えるいい子なだけじゃない部分も良いと思う。熱血だけどそれ以上に天然というか姑息というか鬱陶しい面もあって、現実にいたら是非友達になりたい!って気もするしこいつにはあんまり近付きたくないな…って気もするし、やっぱいいキャラしてて好きです。
でも本当周りの人を大事にして思いやって体を張る姿はとてもいいけど、あまりに無茶をすることを心配している人だっているんだよ それは俺だ!!
ご両親も息子を誇らしく思うと同時に心配もしただろうし。結果的にうまく事が進んでしまうのも才能(つーか斉木のおかげ)なんだろうけど。


斉木は本当お疲れ様ですね。斉木の周りは危ない人が多い。斉木がいなければ早死にしそうな奴ばかり。
燃堂だって斉木がいなければ何回か死んでるし、今回も灰呂はあのまま刺されていたら腕をケガするどころじゃなかった可能性がある。超能力者って大変だな。
それと灰呂をいい子だいい子だとほめちぎっておいて何ですが、灰呂に限らずこの漫画のキャラは基本みんな正義感が強くて人がいいので、他のキャラも同じ状況で似たようなことをするかもしれない。自分に及ぶかもしれない被害について深く考えずに危険を冒してしまうというか。
燃堂は顔で迷子の子供に怖がられそうだし海藤は強盗相手に力が及ばないだろうけどまあ斉木がいれば大丈夫。
人のことをお人好しと言うけど斉木も相当だと思う。つーかやれやれ言いながら助けざるをえない状況になってしまう頻度が高い上になんだかんだ言って手を貸してしまう本人の性格も含めてψ難ってことか。


ここからやや普通の感想

高校生にもなってグリコで大はしゃぎするのはどうなんだ…歩幅とか文字数とかズルする人いたな。あそこまであからさまではなかったけど。あんまり差が開くと声でジャンケンしだすんだよね。あれはかなりうるさいわ。懐かしい。
麻生先生の描くおばあちゃん、の真顔がなんか好き。電車χといい今回おんぶされてたばあちゃんといい。
万国共通でいっぱいいっぱいという表現がいい。本当になんで灰呂チョイスしたんだあの外国人