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きおくのへや

Hide and lurk

パパンがスィ~

タイトルの通り橘桔平さんとその周辺の人の話をしている記事です。
病んでるとしか言いようがない長文です。


「亜久津に食ってかかろうとした神尾を冷静に止めて大人っぷりを発揮したが内心すごく怒ってて頭の中で亜久津をタコ殴りにしていた」「ライオン大仏と言われちょっと怒っていた」(コミックのおまけページ)
「挑発すると怒る」(クリスタルドライブとかそのへんのゲーム)
→橘さんって案外短気だし大人げないよね?
という前提から
「橘さんは大人っぽくて頼りになるし器もでかい聖人!というだけではなく、結構中学生らしい人なんじゃないだろうか」
と妄想し始めて、いくら考えても結論が出ないのですが、橘さんは実は少年なのだ…と思うと居ても立っても居られないので少しだけ書き出しておきたいと思います。


めちゃくちゃ贔屓目が入っている支離滅裂な文章です。ただ長いだけで、核心には全然触れていません。
橘さんのことばかり一日中考えることもあるし、橘桔平のやつ!あんなことをしておいて平然としているとはなんて男だ!あっち行っててくれ!!暗くなる前に帰って来てね!みたいな気持ちになることもあります。
要は拗らせています。

 


橘さんは間違いなく不動峰テニス部の救世主です。しかし同時に結構身勝手な人でもあると思います。
全国大会の大事な場面でチームの勝利よりも個人的な事情を優先して、千歳の気持ちも2年生の気持ちも度外視して、けじめと称してボールにぶつかりに行く。
千歳との試合のときの橘さんは「一本気な男」ではあるけど、人格者ではないのでは。
お前の目にボールぶつけちゃったから俺もぶつかるぞ!これで対等!って言われても、千歳からしたらだいぶぎょっとしますよね。つーかあの場面は橘さん以外の全員がぎょっとしたと思う。
千歳が苦笑していたところで九州二翼の印象が変わりました。
自由奔放な千歳の手綱を持つ橘さんってだけではなく、やると言ったことはやる頑固な桔平に柔軟な千歳が合わせる、もしくは見守る、みたいな場面もあったのかもしれない。
おれはやつの面倒を見ていると思ったらいつの間にか面倒を見られていた…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…
どこぞで「橘さんは精神的な潔癖症」というご意見を拝見したことがあり、わかるわーという感じでした。自分がこうと思ったことはまっすぐに貫き通すのが好きなんだろうと思う。

 

友達の視力を奪って、テニスを奪って、二翼の過去は中学生にしては重すぎるのは最早語るまでもない。
橘さんは千歳と同等になることに拘ってますよね。同じようにテニスを辞めて、同じように右目を痛めて、と。そうしないと自分自身が納得できないからだと思うんです。
千歳はどうなんだろう。多分千歳の望みは対等な友人関係に戻ることであって、橘さんまでテニスを辞めるとか目を怪我するとかそんなことは望んでいないと思うので、橘さんのあれはもう、独りよがりですよね。
でもああいう風にけじめでもなんでも付けて気が済んでくれたら、また二人は対等に向き合えるだろうから、そのことは嬉しいのかもしれない。
橘さんも罪の意識を抱えるのにいっぱいいっぱいで、他の方法が思いつかなかったのだと思うと、不器用だなあ…


テニス部を作り直したのはまた千歳と試合したかったからなのも、実力ある選手が1年だからというだけで理不尽な扱いを受けるどうしようもないテニス部に腹を据えかねてぶち壊してやろうとしたのもどっちも本当のことなんだろうと思います。
千歳と戦うためにテニス部行った!頑張ってる1年生たちがひどい仕打ちを受けていた!これはいかん!俺たちだけで行こうぜ全国!
不動峰のテニス部がごく普通に機能していたら、橘さんはテニスへの熱意をあそこまで強く持った仲間と出会えていなかっただろうと考えると、良かったねって感じです(語彙力)


ただ何度も言うけどボールに自らぶつかりに行ったり、相手の死角に打たない縛りプレイをしたり、お前勝つ気あるんか!橘さんの為に、って言って命を懸ける勢いだった峰っこたちはなんだったんや!となる試合なのは事実です。
あのけじめ劇場は最早橘さんの自己満足なわけです。
峰っこたちは橘さんのやることならなんでも無条件で受け入れる、とは思わない。
自分を慕ってくれる峰っこたちへの信頼なのか甘えなのか…不動峰は橘さんの存在に依存している、来年やっていけるのか、とはよく言われますが、実は橘さん側も後輩に依存してるのでは…
多分橘さんは、案外目の前のことしか考えてない。「あいつらが全力でやってくれたように、俺も全力で千歳と向き合うぞ」みたいな。それ違くない?!みたいな。でも本人わかってない。
原作読んでて思ったんですけど全国大会って橘さんのモノローグ少な!むしろ皆無。何考えてたのかもっと教えて欲しい。
思えば橘さんは初めから無茶苦茶だった。新しいテニス部作ろうぜ!とかやっちゃう人なのだ。
でも、また初めに戻ってしまうのですが、救世主なのは確かです。万年地区大会落ちのテニス部が全国ベスト8、橘さんなくして不動峰テニス部の快挙はなかった。
無茶苦茶だけどスゲーやつなので、周りの人は橘さんの破天荒ぶりを理解して寄り添ってくれている…橘さんは幸せ者だよまったく…
私は何様なんだろう…


不動峰の橘さん」と「獅子楽の桔平」のイメージがうまいこと重ならない、みたいな意見を度々拝見します。私もです。
ただこれは友達に接する時の顔と後輩に接する時の顔が違うってだけの話なのかもしれないとも思う。
不動峰の二年生と橘さんの絆は勿論かけがえのないものではあるけど、対等な関係かどうかというと少し違うと思う。峰っこ達も友情を感じているというよりは尊敬してるわけですし。
友達と一緒の時は、「部長の橘さん」よりも少し砕けて印象も変わるんじゃなかろうか。
要は後輩の前でちょっとかっこつけてる橘さん良いよねみたいな話がしたいだけです。ごめんなさい。


あの全国大会が七人揃って戦える最後の舞台だったことを考えると、二年生たちはあの試合をどういう心境で見ていたのかは本当によくわからない。
「橘さんは立派な人だ」では済まなくなるくらいには、なんか…英雄として無条件で讃えていたけど、思ったより普通の人間だったんだなみたいな気持ちになったんじゃなかろうか。
勿論人間なのだから自分本位な面が全くないなんてことはない。ただ立派なだけの人ではなくて、実は色々抱えていたんだなーみたいな。失望というわけではなく。いやどうだろう、失望した子もいたかもしれない。 
全国が終わったあとで、橘さんの「後輩の前でかっこつける」仮面が少し剥がれて、先輩後輩の仕切りをちょっと越えた関係になれるんじゃなかろうかとか…これは都合良すぎかな?


ただ橘さんの毒(という言い方もどうかと思うけど)が本格的に回るのは、峰っこたちが三年生になってからではないかと思う。
こう…強豪が相手のときは三試合で勝負を決めて、残りの二試合はいわば数合わせ、という戦法を取っていたじゃないですか橘さんは。
峰っこたちは新入りの一年生を「橘さんが俺たちを救ってくれたように」と一生懸命育てるだろうか。「一年生は数合わせになればそれでいい」と思うのだろうか。橘さんがそうしていたように。
後輩ができてから尚更、橘さんは俺らのことをどう思っていたんだろう、ということに思いを馳せてしまいそうな桜井/内村/森…


峰っこは結局救われたのか、救われたと思っていたら最後に叩き落とされたのか、みたいな考察は大好きなのでみんなもっと書いてほしい。私の手に負えない。
「峰っこ」といって六人ひとまとめにするのはよくないな。「どんな動機だろうと全国まで連れて行ってくれた」と思っている子もいればそうでない子もいそうだし。
ただ原作、というかアニメOVAだと最終回で仲良くご飯食べに行ってたので、全国大会後も仲良くやってるのかな。
しかし峰っこたちはもし橘桔平という男についてなにか思うところがあったとしても、どうか引きずらず、恩恵だけを享受して幸せになってほしい。
千歳を傷つけたことでテニスをやめてラフプレーも封印したはずだった橘さんが後輩たちのために再び牙を剥いたあのアイアンクローはやっぱりだいぶ決定的な転機なのだと思います。不動峰の後輩たちも千歳も、橘さんにとってどちらも欠けてはいけない大事なものだと思うのです。


橘さんはもちろん救世主ですが色々考えてるうちにわけわかんなくなります。私の心をかき乱す魔性の男であることは確かで、結局めっちゃ好きです。
内心色んなものを抱え込んでるくせに、大人びていて余裕がある部長だぞ!という虚偽の外観を作り出しているまっすぐな橘さんが好きです…

 

身勝手とか自己満足とかさんざん言いましたが、要は橘さんが大好きだし不動峰は最高です。
学プリやってたら橘さんが峰っこのことを「あいつらは俺の宝だ」とか言い出して、なんかこう、満漢全席!!!みたいな気持ちになりました。カゴプリで言ってたのは覚えてたんですけど声付きだと衝撃が違う。しかもそのあと「さすがに照れくさいからあいつらには言うなよ」とか付け加えられたらもう…
オーディオコメンタリーでも気付けば部員たちのことで頭いっぱいだわみたいなことを言っているわけです。
橘さんは峰っこをとても大事にしていた。少なくとも本人はそのつもりでいた。でも橘さんは決して完璧な人ではなく少年で、一生懸命やったんだろうけど、結果として残酷な人だよ……

大したこと書いてないのに長くなるのは癖です。

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